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熊野神社 (高島市)[くまのじんじゃ] 本項目で扱う滋賀県高島市の熊野神社(くまのじんじゃ)は、式内社である。熊野神社と称するが、いわゆる熊野三山との関係はないとの伝承もある。 かつて、高島郡を南北に貫く主要街道は、北陸道(西近江路)・明月(あかつき)街道・鯖街道の3本あった。このうち明月街道は、熊野山(現在の饗庭野丘陵)を走る街道であった。この街道は、織田信長が朝倉攻めの際、通行したとされる。 「式内社熊野神社は、元々明月街道沿いの熊野山字能勢という地に鎮座していた。元亀3年3月16日、森半兵衛為村により焼き払われたが、住民が神璽を波爾布神社境内に遷した」との記録が地元神職家の古文書(『布留宮家文書』『饗庭家文書』など)に残る。旧社地は神輿平という地名が残っているが、現在は自衛隊演習場になっているため、立ち入ることができない。 かつて明月街道の南端(古賀村)と北端(西野村)には熊野神社の遙拝所があり、現在の安曇川町上古賀鎮座の熊野神社と今津町藺生鎮座の熊野神社がこれに当たる。 == 熊野神社〔波爾布神社摂社〕 ==
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